かけね

ちゃんと一枚絵を描かねばと思う。
同人誌の表紙をいろいろ眺めて映えるイラストってどんなだろうとか思うけどなかなか活かせない。

続きで20世紀少年最終章の感想というか文句。
ネタばれが嫌な人は見てはいけません。
勢いに任せて書いてますので辻褄が合う解釈とかできた人はぜひ教えてくださいスッキリします。

とりあえず佐々木蔵之介が見れたからよかったのですが…まぁともだちの正体は誰だ！？って物語じゃない、ってのはたしかにそうなんですがなんていうか何でもありだねってかんじ。

とにかくまぁヨシツネのミスリードはいらなすぎた。
もう一つの第二章で丸メガネはずす友達のシーンはいったいなんなのさ。しかもパレードで撃たれたの替え玉って。（でも中の人は蔵さんだったそうですね。）オッチョの子供の名前を呼んだのはなんだったんだろう。

顔が見えないから中身が入れ替わってもわからないのは後出しジャンケン過ぎるだろｊｋ…そしてカツマタ君として顔だしした後なんで老けてないんだカツマタ君…。
原作では整形でフクベエそっくりにしたんでしたっけ？
でも映画版では整形するもなにも最初からカツマタ君でフクベエなんていなかったから顔はそのままなんでしょー。
第二章のオッチョ目線の記憶はなんだったんだ。
ヨシツネはバッジの濡れ衣着せられたわけじゃなくて、お面被ってたからいじめられたわけでしょ？なに？オッチョの勘違いなの？
第三章からは同じシーンを普通にカツマタ君がやってるし、もう一つの第一章の同総会での回想の子供フクベエのシーン（習字をバックに振り向く少年）がさらっとカツマタ君の子ども時代に変わってるし、VAがともだちの嘘とかその辺なんにも説明なしですか？

しかし池上正人や万丈目の扱いはどうなの。
超能力の説明は？せっかくラビットナボコフをテレビでやったのにー。
番組でのインチキ超能力少年Aのくだりとか無しかよ。
あとスタッフロールに神木隆之介君の名前があって「どこで出た！？」とか思ってたら中学生のカツマタ君でしたね。もうね、原作読んでたらスタッフロールがネタばれみたいなもんですね。神木隆之介が出そうな部分はそこしかないもんね。

それ以前に劇場の入り口に「この作品はエンドロール後も物語が続きます」って書いてあるのみて、ああ最後にエピローグ的に屋上のシーンやるのか…ってわかっちゃったからもうなんだかなぁ。
原作読んでる人にはわかっちゃうし、原作読んでない人は最後までわけわからん着いていけないっていうはちゃめちゃシナリオにしか感じられない。
原作ファンをわくわくさせようと原作とは違う結末！？とか言ってみたりヨシツネミスリードとかそういうのいいから。
原作丁寧になぞればいいじゃん。

絵的に（キャラクターの容姿、漫画のコマ割りと同じカット）原作に忠実にしたいと言う割には改悪はなはだしい。カツマタ君の存在は原作よりは印象に残せたとは思うけどフクベエの扱いがもう。ほとんど蔵さん顔だし無いっていうのももう。
高須は男か女かわからないような外見じゃないのかい。
蔵之介分が足りない。

第二章終わった後スレでいろいろ予想が書き込まれてたけどなかなか合ってた部分もあってそういう散乱した情報を紡ぎながら見る分には面白かったけど作品としてはどうなんだろう。人にはあまり勧めない。

13番とオッチョはかっこよかった。
しかしほとんど文句で終わってしまった。